ケアマネの部屋
 調査の仕方
頼関係をつくる
 調査は、本人や家族との信頼関係を形成することが大切です。ひとり暮らしの高齢者の場合で近隣者からの支援を受けている場合等は、その人との関係性も大切に考えます。服装や言葉遣い、あいさつなど、調査する側も常識の範囲内で利用者と接するようにします。 

要介護者と話す時は、目線の合う位置で60〜70cm前後の距離をとり、相手に聞こえる程度の声の大きさで話します。高齢者だからと必要以上に大声を出すと、圧迫感を与えてしまいます。また、大きな高い声で話すと聞き取りづらいものです。

静かにゆっくりと話しながら、理解されたのか否かを顔の表情から把握し、調査をすすめていきます。


訴や要望を明らかにし、こだわりを重視する

要介護者や介護者、家族の要望を聞きます。要介護者及び介護者、家族の望みや負担度を把握し、それらを理解することが支援をスムーズに導入することにつながります。

要介護者が何にこだわり、どんなことを望んでいるのかをいち早く把握するようにします。こだわりや望みを理解することが、最も重要なのです。

本人の服装や身だしなみ、言葉遣いからは今までの生活習慣や規律心、社会的な地位を判断することができます。部屋の調度品や整理整頓状況、介護者に対する言葉遣いや態度からは、生活に対する執着度などを把握できます。


言語的コミュニケーションを大切にする
 笑顔で接するのはもとより、手を握ったり軽く身体に触れるなど、言葉以外の非言語的コミュニケーションも大切にします。


用者の話したい流れを尊重しつつ、必要な情報をつかむ
 できるかぎり相手の話をさえぎらないように聞く態度が必要です。傾聴し、訴えに共感していくことから心を開いてもらうのです。時には話がどんどんはずれてしまうこともありますが、ある程度話を聞きながら相槌をうち、訪問の主旨が調査であることを告げて本筋に戻すようにします。どうしても話したい様子であれば、内容を確認し後で聞くことを約束します。

題の整理と明確化
 本人や家族の本音を汲み取るために課題整理をしながら話をすすめるとともに、訴えている内容を明確化し、確認しながらすすめます。

えやすい話題から心身機能と介助の必要性をつかむ

 アセスメント項目をそのまま順次に質問するのではなく、日常的な生活を話題にするなどの工夫が大切です。そうすることで相手が話しやすくなり、生活の実態をいろいろと話してくれますので、そこから介助の必要性などを把握していきます。

望や期待が持てるようにして課題を明らかにする

 状況把握をし、本人の要望を満たせる制度・施策の説明も行いながら話をすすめます。これは、利用者にとって、自分の困っている事項に対し解決策を示してくれることになります。こうして、利用者もどうすれば良いかわかることで課題の整理ができ、主訴が明確化するで、ケアマネージャ−としてもアセスメント調査がスムーズに行えます。

   
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