1.本当に怖いのは「炎」ではなく「煙」

*建物の密閉性が増した
*耐火構造・新建材の使用


*炎が燃え広がる危険性は少なくなった
*低音燃焼による不完全燃焼で有毒性のガクが多量に発生
*多量の煙が短時間で拡散・充満する
煤(スス)や一酸化炭素・シアン化水素・塩化水素を含む混合有毒ガスの発生

煤(スス)を多量に吸引し、酸欠状態から窒息死あるいは混合有毒ガスで神経が麻痺し、動けなくなる。

非常口までたどり着けない

2.消火器だけでは消火はできない
消火器があっても煙が充満していて火点(火元)に近づけない。
初期消火の失敗 火災拡大

3.火災での死亡原因の90%が煙に含まれる有毒ガス
プロの消防士は空気呼吸器を装備してから、消化・救助を行なう。
初期消火の失敗原因の7割
「濃煙が充満していて、火点に近づくこともできなかった。」
一般の素人が煙の中で、呼吸を保護し、視界を確保する保護具もなしで初期消火はできない。
初期消火は、火災での被害を最小限に食い止める最優先事項。
対応さえ間違わなければ、必ず消火できる。

最もやっかいな火災時の煙に対する備えは、フルフードタイプの
防煙マスク。消火器と防煙マスクをセットで準備しておく。

濡れタオルは煤(スス)の除去率は大きいが、短時間で息苦しくなる。
また、有毒ガスを防御することはできない。