災害対策と備蓄品の選定
災害対策の
第一義
災害発生直後にどれだけ人的被害を抑えられるかという点に絞り込み、
まず「生き残るため」に避難・救助用具の充実を図ることが現実的でコストも抑えられる。
時系列的な
対応策
災害対策の備蓄品は災害直後の行動時系列の順に使用するものを完備する。
STEP1
緊急避難
「生き残るためのキット」
*防煙マスク(避難誘導・個人脱出用)
*メガホン(避難誘導用)
*セーフティライト(視界確保)
STEP2
初期消火
救助救命
自衛消防隊用の初期消火装備、障害物の除去工具
*工具類(バール、手斧) *照明具(キャップライト)
*防煙マスク(初期消火用フルフードタイプ)
*衛星資材セット
STEP3
排便対策
組み立て型よりも、既存のトイレを有効利用するタイプを。
*凝固紙付き排便収納袋セット
(炭酸カルシュウム素材で行政で処理してくれるもの)
STEP4
食糧備蓄
*レトルトタイプ(保存可能期間3年以上)
大なべで調理するものより、異物混入が防げる個食タイプ
*蒸留水(保存可能期間3年以上)
自然水よりも腐りにくい。

備蓄品の選定と運用のポイント
緊急時にしか使わない。でも使うときは生死を分ける瞬間
バラバラに選ぶのではなく、災害時に想定される状況に
見合う備蓄品+周辺機材を検討する。
  1. JIS、UL、消防庁などの公的認定基準をクリアーする商品
  2. PL(製造物賠償責任)の備えができているメーカーの商品
  3. 耐用年数や耐久性能などの実証実績データのある商品
  4. 一般の消費者でも使いこなせる商品
  5. 限られた備蓄スペースにしまえる収納性の高い商品

買い揃えただけでは役に立たない。
それを使って命を救えるかどうか
@いざと言う時にすぐ使える状態になっているか?
*緊急時すぐに取り出せる場所に設置されていること。
*すぐに使える梱包形態、置き方になっていること。
*実際に使う場面を想定した訓練をしておく。
A使用方法を理解しているか?
*事前に取り扱い説明書等を理解しておく。
*定期的な訓練、説明会を行なう。
*製品の性能上の限界を理解しておく。
B常に使用できる状態を維持しているか?
*有効期限の管理
*保管の環境による品質変化のチェック