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自動車保険かしこい選び方


有資格者頭脳集団ブレイン
ビジネス&ライフヘルプデスク

 あなたはどのタイプ?
 とりあえず派
 とりあえず「自動車保険」に入っておこう。
補償の内容は良くわからないけれど、同じ補償なら安いほうがいい。
 おまかせ派
 自動車保険なんて、どこでも同じでしょ。
いちいちチェックするのも面倒だから、まかせっぱなしだよ。
 価格優先派
 通信販売の自動車保険が安いらしい。
これからは保険も値段で選ぶ時代だよ。
補償内容は同じはずだけど???
 分析・選択派
 自動車保険も選ぶ時代。
リスク分析して、必要な補償がいくらで確保できるかのコストパフォーマンスを計算し、それを積み上げる。
セット商品を言いなりに買うようなことはしない。
 自動車保険に加入する二つの目的。

  社会的責任
強制保険 自賠責保険 車検ごとに更新
任意保険 対人補償保険 一年更新
任意保険 対物賠償保険 一年更新
  自己防衛
任意保険 車両保険 一年更新
任意保険 搭乗者傷害保険 一年更新
任意保険 自損事故保険 一年更新
任意保険 無保険車傷害保険 一年更新

 任意・自動車保険は6つの保険の組み合わせ

  他人を守る補償

他人を死傷させたら
対人賠償保険
5000万円
2億円
無制限
他人の車・モノを壊したら
対物賠償保険
500万円
1000万円
2000万円
3000万円
無制限

  自分を守る補償

乗っている車そのものに
車両保険
一般にするか
エコノミーで良いか?
免責をつけるか?
自分や同乗者に
搭乗者損害保険
最低300万円〜
最高2000万円
単独事故を起こしたら
自損事故保険
一律1500万円
任意の対人保険に
入っていない相手との事故
無保険車傷害保険
対人賠償保険と同額
(無制限では2億円まで)
ポイント ひとつひとつの補償内容を理解して、必要な補償額をいくらで確保するかを検討してください。

 対人賠償保険の補償額をいくらにするのか?

  強制加入(法律で加入が義務付けられている。)
自賠責保険

対人賠償のみで
対物は補償されない。
(検討する場合の基礎となる補償額)
最高限度額 死亡  3000万円
最高限度額 後遺障害  3000万円
最高限度額 ケガ  120万円
  任意保険
対人賠償保険

対人賠償のみで
対物は補償されない。
(検討する場合の基礎となる補償額)
死亡・後遺障害・ケガ 5,000万円
死亡・後遺障害・ケガ 2億円
死亡・後遺障害・ケガ 無制限
ポイント(1)  自賠責と任意保険の対人賠償額の合計が補償額の総額になる。
まず自賠責が使われ、それでも不足する場合に任意保険の対人賠償が使われる。
ポイント(2)  最低補償5000万円、1000万円刻みで2億円まで選べる。
2億円を超えると無制限扱いになる。
平成8年度の自家用普通乗用車の対人賠償金額では96.7%が「無制限」を選んでいる。
ポイント(3)  対人賠償で2億円と無制限との保険料の差は年額で1000円程度。

 対物賠償保険の補償額をいくらにするか?
 リスクの対象例

  高級車を含む玉突き事故

新車を修理不可能な状態にしたら(車両標準価格表に基づく)

ポルシェ(911クーペ・ターボS)   2130万円
メルセデスベンツ(S600クーペ)  1910万円
トヨタ・センチュリー(5000セダン) 1075万円
  踏み切り事故
列車と衝突、民家を損壊させたら(物損事故の実例)

電車車両復旧費
線路復旧費
家屋復旧費
8700万円
1700万円
1600万円

 総額    1億2000万円
ポイント1 対物賠償と言っても車だけが対象ではない。
道路沿いの商店に飛び込んでしまった場合には、休業補償も含めて数千万円の賠償を求められる場合もある。
ポイント2 最低200万円、100万円刻みで3000万円まで選べる。3000万円を超えると無制限扱いになる。3000万円と無制限の保険料の差は年額で1600円程度。
 補償と保険料表

<共通項目>
SAP、自家用小型乗用車(賠償クラスB、車両クラス4)、30歳未満不担保、11等級

<基本T>(搭乗者傷害 一律1000万円、自損事故一律1500万円)
対物        対人 5000万 1億 無制限
500万
(エアバック、ABS有)
35,340
(33,210)
36,060
(33,980)
37,700
(35,450)
1000万円
(エアバック、ABS有)
37,350
(35,120)
38,060
(35,790)
39,700
(37,350)
2000万円
(エアバック、ABS有)
38,290
(36,010)
39,000
(36,680)
40,640
(38,240)
3000万円
(エアバック、ABS有)
39,220
(36,900)
39,940
(37,580)
41,580
(39,130)
無制限
(エアバック、ABS有)
40,820
(38,420)
41,540
(39,090)
43,180
(40,650)
 車両保険の保険料を安くする方法は!?
車両標準価格表を設定

車両標準価格とは... 。
時価=
(=
市場販売価格相当額
新車価格−経過年数減価額)


車両の保険金額は標準価格表で自動的に決められる。
でも、保険料を安くする方法がある!!

(1)保険種類を選ぶ

@ 一般車両保険  他車との事故から自損事故・当て逃げ・落書き・盗難・台風なども補償する。
A エコノミー車両保険  他車との事故による損害のみ補償
(2)免責(自己負担)を設定する
@  どんな事故でも免責10万円
A  どんな事故でも免責15万円
B  車対車免責ゼロ特約「5〜10万円」の免責を設定した場合、第一回目の事故だけは免責金額(自己負担額)が差し引かれない。当て逃げや自損事故(単独事故)の場合は適用外。
*自己負担額が高いほど保険料は安くなる。
*事故の相手から免責額以上の賠償額を受け取れれば自己負担はない。

 車両保険の免責(自己負担)を選ぶ!!
  補償範囲
補償範囲 一般車両保険 エコノミー
+A特約車両保険
エコノミー車両保険
自損事故 × ×
当て逃げ × ×
火災・爆発 ×
落書き ×
盗難 ×
台風・洪水・高潮 ×
他車との事故
  保険料の比較表(一般車両保険免ゼロ特約を100とした場合)
免責金額 一般車両保険 エコノミー
+A車両保険
エコノミー車両保険
免責ゼロ特約 100 47 40
5〜10万円 89 37 30
10万円 75 31 25
15万円 62 26 21

 <基本U>車両保険(免責5−10万)
一般 エコノミー
50万
(車対車免0)
33,960
(39,150)
14,010
(19,210)
100万
(車対車免0)
39,360
(4,5600)
16,240
(21,430)
150万
(車対車免0)
41,680
(46,880)
17,200
(22,390)
200万
(車対車免0)
44,000
(49,200)
18,150
(23,350)

 (車対車免0特約:相手車両が確認できる事故の場合、免責金額が適用されない特約)
 <基本U>車両保険
保険金額 免責 一般 車対車+A 車対車
(車対車免0)
5-10万
10万
15万
(39,150)
33,960
26,630
20,530
(19,210)
14,010
10,990
8,470
(16,530)
11,340
8,890
6,850
(車対車免0)
5-10万
10万
15万
(44,560)
39,360
32,030
25,930
(21,430)
16,240
13,220
10,700
(18,310)
13,140
10,690
8,660
(車対車免0)
5-10万
10万
15万
(46,880)
41,680
34,350
28,250
(22,390)
17,200
14,170
11,660
(19,110)
13,920
11,470
9,430
(車対車免0)
5-10万
10万
15万
(49,200)
44,000
36,670
30,570
(23,350)
18,150
15,130
12,610
(19,880)
14,690
12,240
10,210

 トータルシート@
車両保険
200万円
対人賠償
無制限
自損事故
1500万円
無保険車
傷害
2億円
対物賠償 搭乗者
傷害
1000万円
運転者
年齢条件
年払保険料
一般 無制限 30歳未満
不担保
87,180円
エコノミー 無制限 30歳未満
不担保
61,330円
一般 無制限 26歳未満
不担保
91,680円
エコノミー 無制限 26歳未満
不担保
64,480円

 活用できる割引を見逃さないためのチェック・ポイント
長期優良者割引
5%
16等級で1年間無事故の場合60%+5%の65%割引に
(26歳・30歳未満不担保のみ)
セカンドカー割引
10%
11等級以上の契約者が2台目を購入した場合、通常は6等級スタートを7等級に繰り上げ扱いにすることで10%割引となる。
運転者・家族限定割引
5%
運転者を家族に限定する。
(契約者とその配偶者、同居の親族別居の未婚の子供が含まれる)
運転者年齢条件割引
年齢区分により割引率が

2%〜18%違う
21歳未満、26歳未満、30歳未満不担保の年齢制限により割引率が違う。不担保年齢が高いほど割引率は大きくなる。
ABS・エアバック割引
5%
ABS:対人・対物賠償・搭乗者傷害
(基本部分)に対して5%割引
エアバック:搭乗者傷害5%
その他の割引 安全ボディ割引:搭乗者傷害10%
横滑防止装置割引:基本部分5%
エコカー(低公害車)割引:3%

 自分の自動車保険は自分で組み立てる!!
@ 車両保険 エコノミーもしくは一般、免責をつけるか?
A 対人賠償保険 2億円までか無制限にするか?
B 無保険車傷害保険

対物賠償保険
対人賠償と同額もしくは2億円

3000万円までか無制限にするか?
C 搭乗者傷害保険 1000万円〜2000万円
D 自損事故保険 一律1500万円
  更に・・・
運転者家族限定 割引
運転者年齢条件 21歳未満/26歳未満/30歳未満不担保
基本的な特約 人身傷害補償特約
弁護士費用特約
他車運転優先特約
代車費用特約

 知っ得情報<ついてる特約、買う特約>
 <ついてる特約>
  自家用自動車総合保険(SAP)
対人賠償示談交渉
対物賠償示談交渉
他車運転危険特約  他人の車を借りて運転中に事故を起こした場合、自分の車の自動車保険から損害に対しての保険金を支払う。
 (他人の保険の等級にキズをつけないで済む。)
座席ベルト装着者
特別保険金
 シートベルトを装着していて事故で死亡した場合、搭乗者傷害の保険金額の30%アップで死亡保険金を上乗せして支払う。
 (一人当たり300万円を限度)
 <買う特約>
人身傷害補償特約  これまでカバーされなかった契約者自身の損害(治療費、慰謝料、休業損害)などを過失割合に関係なく、100%補償する。
弁護士費用特約  人身被害事故(死亡・後遺障害、入院)の解決に要した弁護士費用の実費(300万円限度)を補償する。相手100%過失の場合、自分の保険会社が関与できないので、訴訟になったときには示談交渉を弁護士に一任できるこの特約が役立つ。
 飲酒運転の事故で死亡したら保険金は出ない。

 飲酒運転で事故を起こしたら・・・

相手に対しての保険金は支払われる。
対人賠償・対物賠償保険金は支払う。
自分の車両保険、自損事故保険からは保険金は支払われない。
搭乗者傷害保険は同乗の家族を含めて適用されない。
(同乗の他人は対人賠償の対象なので支払われる。)

「飲んだら乗るな、飲むなら乗るな!!」
生命保険の災害・傷害特約も酒酔い運転の事故では支払われない。