アントレプレナーシップの早期涵養を目指して

現在、マーケットのグローバル化、情報技術の進歩、産業構造の変化などから市場環境が激変しています。それに伴って「自立心」「創造力」「判断力」「社会性」などの資質を兼ね備えた「生きる力」や「生活していく力」などのアントレプレナーシップ(起業家的な精神)を持ち合わせた人材の輩出が強く望まれています。

「起業家的な精神」とは、すなわち、失敗を怖れず自発的に行動ができる原動力
であり、欧米を初め、アジア圏でもそのコンセプトは、家庭教育や学校教育現場において日常的なものとして深く根づいています。この資質は、今後どのような職業に就いても、また芸術や学問の道に進んでも共通して必要とされるもので、特に起業、独立の際にのみ必要とされるような特別なものではありません。

しかし、そのような精神、能力を備えた人材を育成するにあたり、日本の大学、大学院では、1980年代後半から数校が起業家教育に取り組みましたが、主にその内容はテクニカルな部分に重点が置かれ、そのマインド形成にまで充分には至りませんでした。

私たちは、そのような新しい教育手法の導入に対し、産、官、学が協力することが重要なポイントと考えて、大江建研究室でカリキュラムを検証してきました。その検証については、早期起業家教育の代表事例として「早稲田ベンチャーキッズ」が広く認知されています。

2002年から教育現場では、「総合的な学習」の時間が本格的に導入され、語学、環境、ボランティアなどの体験型カリキュラムの増加が期待されていますが、アントレプレナーシップ教育(起業家教育)の実施は「コミュニティ」「地域社会」の協力なしには実現することができません。そこで、さらに多様な組織、機関などが明確な役割分担にもとづき、密に連携することが必要なのです。

そうした早期起業家教育の環境整備と、産官学の協力体制のもとに検証された高品質なカリキュラムを広く市場に提供する学習の場として、今後の「塾」の役割が必要不可欠なものになると確信しています。


アントレプレナーシップ教育の必要性
◆「社会的センスと感度」「生きる力」を涵養

  ●教育界
    2002年の教育改革に向けて「生きる力」を必要とする
    プログラムの確保
  ●産業界
    自分で発想し行動できる人材の不足
  ●社会
    地域の活性化と自営業者の二世教育


アントレプレナーシップとは
  ●「生きる力(生きていくための知恵)」
  ●「自分で考え、自分で行動する能力」
  ●「どの職業についても必要な力」
  ●「人との違い度(個性)」

3つの研究
  1. 成功する起業家は違うけれど違いすぎない人
  2. 起業家の小学生・中学生のころの擬似体験 (サラリーマンの父親からでも起業家は生まれている)
  3. 起業家志望率と企業家情報との最初の出会いの時期(特にサラリーマンの親を持つ大学生)小さい時に起業家精神や起業家情報に出会った大学生は企業家志望が高い
早稲田V−kidsとは 
  • 「ビジネスのおもしろさ・苦労」を擬似体験しながら、子供たちの独創性や行動力、自立心を伸ばし、ビジネスセンスや生きる力を身につけていくプログラム
  • お店づくりを通して社会の流れを擬似体験
  • 早稲田大学アジア太平洋研究科概学院生主催の行事として、大江建教授の監修のもと、1996年より開催、当社が事業として継承
V-kidsのカリキュラムでお店を営業している
子どもたち

   カリキュラムの特色  
  1. 実体験がベースのプログラム 実際に事業計画を作り、仲間と相談し、商品を作り、第三者に販売するという体験を通じて、「自分で考え、自分で行動し、課題に直面した際に判断する能力」を養う
  2. 道徳観−社会人としての自覚− ビジネスを通じて相手と信頼関係を結び、ビジネス(人生)の成功に不可欠な「倫理観」を伝える
  3. エンターテイメント性 プログラムにエンターテインメントの要素が盛り込まれている
  4. コンピュータ教育 プログラムを通してメディアリテラシーを養うことができる
  5. 英語教育  英語によるプログラムも提供                               
   認知の3レベル 
  • 知識:本や授業
  • スキル:シミュレーション
  • 知恵:実体験により小さい失敗を繰り返す「生きる力」
   トレーナーの育成
  • すべてのカリキュラムはクオリティ・コントロールのため、一定のトレーニングを受け、認証された各学校、塾およびその地域のトレーナーが行なう
  • 地域の大人がプログラムを運営することにより、地域の成り立ちや大人の考えについての子どもたちの理解が深まる
  • シニア層などをトレーナーとしたり、そのトレーニングに街の空き店舗を利用することなどによって地域の活性化につながる
   プログラムのゴール   
  • 少子化問題への対策として「2倍に強いこども」を育てる
  • 「こどもが自分で考えたアイデアを商品やサービスの事業という形にして、社会に提示して、大人に評価してもらうことから自分の考えたことを遂行するための自信」を与えるプログラムである
  • 401kなどの自己責任社会への教育である
  • 「社内でも、独立でも、世界のどこでも事業が起こせる人材を育成する」
株式会社セルフウィング
〒162−0042
東京都新宿区早稲田町66−2−705
TEL:03−5292−0738
FAX:03−5292−2465

URL: http://www.v-kids.org
企業理念
自分たちの翼をみつけるために
◆「アントレプレナーシップ」(起業家教育)と生きる力」をつけるための自立教育(キャリアプラン)を組み入れた各種教育プログラムの開発と発信
●失敗を恐れず挑戦するこころ
●自分の、そして他人の得意なところに気づき、それを褒めるこころ
●「幸せに生きる」知恵をみつけるこころ
起業家教育によってこの3つを感じてほしい
平井由紀子さん
早稲田大学商学部、同大学院アジア太平洋研究科国際経営学部卒業。米国の教育機関にてトレーニングを受け、起業家教育をはじめとする実体験をもとにした教育手法に着目。その後、アメリカ最大級の留学試験対策校の日本支社においてマネージングディレクターなどを歴任。日本での起業家教育コンテンツの研究、普及を目的に大江 建(オオエタケル)教授/早稲田大学大学院アジア太平洋研究科に師事し、2,000年3月、株式会社セルフウィングを設立。代表取締役に就任。起業家教育、キャリア教育に対しての実体験型学習コンテンツの開発や、その指導者の育成事業を展開している。
書籍の紹介
「こどもを伸ばす5つの遊び」
小学生からの「起業家教育」のすすめ
早稲田大学教授 理学博士 大江建
(株)セルフウィング代表取締役 平井由紀子
青春出版社 本体1,200円+税
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