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| Q1 留学先に日本人は多い?
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A 現状から話すと日本人の留学生は多い。特にアメリカならニューヨーク、ボストン、ロサンゼルス、イギリスならロンドン、オックスフォード、ケンブリッジといった日本にも名前が知られた都市では顕著である。またそれほど知られていない田舎の街でも、日本人学生がまったくいない学校にはなかなかお目にかかれない。日本からの留学生の数はここ15年ほどで、飛躍的に伸びている。語学力の必要性や国際社会への関心の高まりの結果だろう。留学する人が増えれば、世界で活躍する日本人も増えるし、日本社会全体の国際化も進む。決して悪いことではなく、むしろ喜ぶべきことなのだが、留学する人にしてみれば、いろいろと障害になる可能性もある。一番多いのは留学先で日本人同士で固まって、英語も話さず、現地の学生や他の国からの留学生とも交流せず、現地にいる意味がなくなってしまうパターン。特に日本人が多い語学留学ではこれが起こりやすい。不自由な言葉を使って失敗するより、日本語で話す方がラクなのは当然。でも英語を上達させるには失敗が必要なことを忘れないでほしい。そして何よりも、自分がなんのために留学しているのかを忘れないように。それがわかっていれば、自然と現地での行動にも現れるはず。
また日本人が多いことは悪いことばかりではない。まず、先生も日本人の英語に慣れているという点。その人の母国語によって、起こりやすい英語の間違いというのには傾向がある。日本人であれば、発音ではLとRが区別しにくいとか、日本語にない冠詞(a やthe)の使い方や前置詞の使い方の間違いなど。日本人の学生が多ければ、教える教師の側もその国の人の傾向がわかりやすく、どう教えていったらいいのかにも慣れているので、教わる学生側にもメリットとなるわけ。また、生活の上でも日本人の学生がいてくれると、病気や事故などいざといった時に心強い助けとなる(風邪など病気の時に英語を話すというのは、極めて疲れる作業なのである。こんな時は自分の母国語が本当にありがたく感じられるものだ)。英語を使いたいから日本人を避けるなどと考えるのはよそう。要はセルフ・コントロール。すべてにおいて、自分の留学を成功させるには何をするべきで何はするべきではないかをよく見極めよう。
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| Q2 クラス分けテストのプレイスメント・テストってどんなことをするの?
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| A 語学留学の場合、授業は英語力別にクラスを分けて行うため、コース第1日目にプレイスメント・テストと呼ばれるクラス分けのテストを受けることになる。内容としては、文法力やリーディング力を見るための筆記テストと、リスニング力とスピーキング力を知るための簡単な面接を学校の先生と行う。面接は10〜15分程度で、その人の英語力に合わせて質問項目を変えてくれるので緊張しなくても大丈夫。学校によってはこれに加えて、ライティング力を見るために簡単な作文を書かせる所もある。結果は1日目の午後または2日目の朝にはわかり、いよいよ新しいクラスでの授業が始まる。
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| Q3 授業についていけなかったらどうしたらい?
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| A 英語コースの場合は最初のレベル分けのテストでクラスが決まるわけだが、1回のテストなので、その結果がすべて正しいとは限らない。また日本人の学生に多いのは、筆記テストはできるが、いざクラスを始めてみると聞く力や話す力は足りなくて、先生の言っていることが理解できなかったり、授業に積極的に参加できなかったりというケース。特に授業が始まって学校が始まって1、2日は緊張しているのも手伝って、何がなんだかわからなくてパニック状態になってしまうことも。これは英語オンリーの授業に慣れていない人にとっては当然のことなので、あまり落ち込まず、授業に出席していこう。でも1週間しても先生の言っていることがまったくわからないようなら、先生か学校のステューデント・アドバイザーに相談するようにしよう。レベルを下げたクラスで勉強する方がいいかもしれないからだ。
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| Q4 大学編入と大学院、どちらがいい?
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| A 日本で学部を卒業した人は、大学院に入るのがアメリカ留学では基本。学部での専攻と大学院での専攻が違うというのは現地の学生でも多くあるケースなので、そのことは心配しなくても良い。これはアメリカでは、学部でも専攻はもちろんあるが、本当に専門の勉強をするのは大学院レベルという考え方があるためだ。また、アメリカの大学は少しでも多くの人に勉強の機会を与えたいという思想を持っているため、すでに学士号をもつ人に二つ目の学士号(Second Bachelor)を取るための機会を与えるよりも、まだ学士号を持っていない人に入学してほしいという判断をする場合もあり、大学院の方が入学許可を得やすいこともある。大学院に入るためには学部より高い英語力やGREその他の試験を受けることが必要になるので大変ではあるが、そうして入学するだけの価値のある教育を充分に行っている。なお、上に書いたような事情は専攻する分野や学校によっても判断が違ってくることがあるので、志望する大学のAdmission Officeに問合せてみよう。
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| Q5 英語コースの授業ってどんな感じ?
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A 全体的に日本の学校の授業に比べると、かなりリラックスした感じだ。コーヒーなどの飲物を持ち込んで授業を受ける学生も多いし、先生も決まったカリキュラムをこなすというよりは、そのクラスの学生の関心や希望をなるべく引き出して、それに沿って授業をする人が多い。授業はあくまでも学生が主役で、先生はわき道にそれ過ぎないようにする調整役というところだろうか。従って、学生はとにかくクラスに参加することが大切。参加するとはただ席に座っていれば良いというのではなく、自分の意見を述べ、何を学びたいかという意欲を表現すること。授業に対する姿勢ひとつで、同じ1時間の授業の価値が、学生によってまったく違ったものになるのだ。
授業は一般英語コースの場合、文法、リスニング、スピーキング、リーディング、ライティングなどスキル別に時間を区切ることが多い。それぞれの時間ではロール・プレイやディスカッションなどを交えながら授業を進めていく。テキスト以外にテープ・ビデオなどを使用することも多く、最近ではコンピュータの利用も増えている。
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Q6 留学生の1日のスケジュールを教えて!
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A 語学留学か進学留学かによっても多少違うが、授業は8時から9時頃に開始。従ってその前に朝食をすませる。寮滞在の場合は学校に近いため、授業の15分前くらいに起きる人もいるが、ホームステやアパートの人は通学時間があるので、もう少し早く起きることになるだろう。授業のとり方によって、午前中でクラスが終わる場合もあるだろうが、たいていの人は午後3時から4時くらいまではクラスがある(もちろん昼休みは12時頃にあるので、お昼はクラスメートとカフェテリアか、近くのレストランでとることになる)。大学院などで、現地の社会人も参加できるようなクラスの場合は、午後8時か9時頃までのものもある。どんな時間帯で授業を取るにしても、1週間に15〜30時間程度は授業を受けることになる。
そして授業時間と同じくらい、あるいはそれより長時間の課題や予習・復習が必要になる。そのため留学生が教室以上に長い時間をすごすことになるのは図書館だろう。学校によっては24時間オープンの図書館もある。寮生であれば、夕食をはさんで夜中近くまで図書館で勉強することも可能。ホームステイの場合は、家での夕食の時間や、一人で帰ることの安全面などを考えて、あまり遅くならないうちに帰るようにしよう。
また英語コースの場合は、授業の後アクティビティーと呼ばれる課外活動もある。クラスメートとスポーツをしたり、近くにある美術館や博物館を見学したり、また先生やクラスメートと一緒の食事などもある。これらは希望者のみ参加するものだが、クラスメートともより親しくなれるし、英語の勉強にもなるので、積極的に参加するようにしよう。
平日は勉強中心の生活となるので週末が貴重な自由時間となる。英語コースでは週末に近くの都市や観光地に日帰りや泊りがけで出かけたりもする。また学生同士でパーティーなどをして、気分転換をして過ごすことになる。
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| Q7 アメリカの大学の単位制について教えて! |
A 単位制とは授業を科目ごとに何単位という数字にして、その科目を修了するごとに、履修単位数が増えていき、学校があらかじめ定めた単位数に達すると卒業できるというシステムのこと。日本の大学も基本的には単位制を取っているが、アメリカの場合は大学相互間の単位の移行がスムーズであることと、日本のような「何年生」という在学期間による考え方がないため、卒業単位さえ取得できれば、3年間でも3年半でも卒業できるところが特徴。
ここからは学校による多少の差はあるが、セメスター制の一般的な学校を例として数字を示していこう。1単位は1週間に1時間授業がある科目と考える。たいていの科目は2〜4単位で、週に1時間半の授業が2回組まれていたり(3単位)、2時間の授業が週1回あったりする(2単位)。4年制大学で卒業までに必要な単位は約120単位。たいていの学生は1学期に15単位程度の科目を取り、それが1年に2学期あるので30単位。4年間で120単位で卒業となる。しかし、単位さえ取れば何の科目でも良いというわけではなく、必修科目や専攻にかかわる単位数なども規定がある。学生によっては1学期に20単位以上を取ったり、サマーセッションのある学校なら、そこで単位を取ったりして、卒業までの時間を短縮している。もちろん逆も可能で、1学期に取る科目数を減らして、じっくりと5〜6年かけて勉強する人もいる。なお留学生の場合、学部では1学期に最低12単位は取ることが学生ヴィザの要件として定められている。
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| Q8 大学のトランスファー(転校)は簡単にできるの? |
| A アメリカの大学ではトランスファーがさかんに行われている。特に2年生大学修了後の4年制大学へのトランスファーは多い。トランスファーの際に気をつけてほしい点は二つ。一つ目は、前の学校での成績が悪すぎると次の学校に受け入れてもらえない可能性があること。二つ目は、前の学校で取得した単位が次の学校ですべて認められるとは限らないこと。従ってトランスファーした場合、卒業までに余分に時間がかかる場合もある。一般的に同じ州内であれば単位が移項しやすいようだ。また、学校によってトランスファーしやすい学校とトランスファーの受け入れ枠がほとんどない学校がある(一般的に在校生の卒業率が高い学校ほどトランスファーは難しい)など、学校ごとのカタログなどで良く調べる必要がある。
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| Q9 学部の科目の取り方に何かコツはある? |
| A 先生によって授業のハードさや内容の充実度に差があるのは日本の大学と同じ。どの先生を選ぶかについては、前に授業を取った学生からの評判を聞くなど、充分に情報収集しよう。一般教養科目から取る学生は、留学直後はあまり語学力がハンディにならない科目から取ることをおすすめする。例えば、数学、音楽、体育など。また少人数クラスの科目を取った方が、先生との交流も多く、留学生としての特殊な状況も理解してもらいやすいだろう。また日本ですでに基礎知識を得ている分野の科目を取ると、英語での理解もしやすい。
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| Q10 授業の受け方で注意すべきことは? |
A まず出席することは最低条件。また日本の授業に比べて発言を求められることが多く、それが成績の評価対象となるので、質問をしたり、討論に積極的に参加しよう。
また、クラスルーム形式の授業(日本の中学・高校と同じように、机といすが何列か並んで、前に立った先生の方に向いている形)であれば、なるべく前の席に座るようにしよう。先生の声が聞き取りやすいのはもちろん、学生たちの発言も聞き取りやすいので(みんな先生に向かって発言するので、後ろの席だと前の方に座った学生の意見は聞こえにくい)、議論に参加しやすい。
また周りの学生の発言するタイミングも良く観察しよう。人の話の腰を折ることは、どこの国でも失礼であることにかわりはないのだが、いつその人の話は終わったと解釈するかが、国によって多少異なるようだ。日本人は、日本語自体が語尾に重要なことがくる言葉のせいもあってか、相手の最後の一言まで聞いて、さらに少し間をおいてから、自分の意見を話し出そうとするがそれでは遅い。多分他の学生がもう話し出してしまっているだろう。現地学生の発言のタイミングを、早くつかむようにしよう。
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| Q11 授業料と授業の質に関係はあるの? |
| A 結論から言うと一般には関係ない。授業料は、一般的にその学校のある場所の物価や学校の運営形態(公立、私立など)などに影響を受ける。授業料が高ければ授業の質が良くて、低ければ安いということではない。ただし、国によっては英語学校が政府の認可校か否かで、授業料が違う場合もある(認可校の方が高い)。政府の認可があるかどうかが、学生ヴィザを取れるかどうかとかかかわってくることもあるので、その点は注意しよう。
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| Q12 進学希望なら、大学の付属英語コースと私立の語学学校どっちが良い? |
| A 志望大学が決まっていて、その大学に英語コースがあるなら、そのコースに行くのがベストだろう。大学の図書館などの施設や町の環境にも慣れることができるし、学校によっては付属英語コースの上級レベルを修了すれば、学部あるいは大学院進学に充分な英語力と判断してくれる所もある。つまりTOEFL等のスコアがなくても良いことになる。学部や大学院の授業や先生に関する情報も、英語コースにいる間から得ることができるので、進学してからの戸惑いも少ないだろう。またクラスメートの中にも、同じく進学希望の人が多いはずなので、英語コースでの授業も、進学してからの授業でも協力していくことができる。
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| Q13 大学のホームページから資料請求先や入学の情報を早く見つけ出す方法は?
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| A 大学のホームページは在学する学生に対する情報なども含まれたり、膨大な情報量のホームページもあるため、自分に必要な情報がうまく見つからないという人もいる。入学に関する情報は、"Admission"という項目に含まれる場合がほとんどなので、それを探そう。またたいていのホームページは国内の学生向けに作られているため、留学生の出願方法が異なる場合、"International Student"向けのページを別に作っているところも多い。なお大学院の場合は専攻別に出願方法が違う場合が多いので、専攻ごとのページを見た方が良い。
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